ブルーマウンテンが飲めなくなる?生産量激減で販売縮小

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今朝の日本経済新聞に「ブルマン足りない」という記事が掲載されていました。

credit: Yuri Samoilov via FindCC

高級豆として人気のブルーマウンテン。どうやら豆が思うように採れず足りないようです。

唯一の産地、ジャマイカでの生産量が病害などで真近ピークの2007年から5分の1に減るためだ。

ブルーマウンテンってジャマイカでしか採れないんですね。そしてなんとブルーマウンテン総生産量の8割を日本が消費。この減産を受けて販売休止、値上げの動きがあるようです。

キーコーヒーは秋から販売を一部休止、UCC上島珈琲は9月から4割前後の値上げに踏み切る。

ジャマイカに直営農場を持っていて、ブルーマウンテンを扱う業者最大手のUCCでも、ピーク時2007年の半分以下しか確保できていないようです。

ブルーマウンテンは香が高く味のバランスがよいのが特徴。生産量が少なく、100gあたり1800円前後と一般的なコーヒー豆の3〜4倍になることもある。ただ「世界でブルーマウンテンを珍重するのは日本ぐらい」

1950年代の日本での喫茶店ブーム時に「ブルマン信仰」が高まったと言われています。しかし北米やジャマイカ国内でも消費量が増加。「生産が回復しても需給は厳しそう」と業界はみているようです。

日本で人気の高級コーヒー豆ブルーマウンテン。
幻のコーヒー豆となってしまうのでしょうか。

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