美味しいエスプレッソを抽出するためにはまず標準的な抽出方法をマスターする必要があります。
基本的なエスプレッソ抽出には4つのポイントをおさえましょう。
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標準的なエスプレッソを抽出するための4つのポイント
エスプレッソを上手く抽出するには、
気圧、湯温、抽出量、抽出時間
この4項目が全て適正値である必要があります。
それぞれの項目について詳しく見て行きましょう。
気圧
エスプレッソは高い圧力をかけて抽出します。
この気圧が高すぎると焦げ臭さや雑味成分が強くなり、低すぎると酸味、風味が弱くなります。
抽出気圧の適正値は9気圧。
デロンギECO310はカタログスペック抽出気圧9気圧となっているので問題ないですね。
湯温
90〜92度前後がエスプレッソを美味しく抽出するための湯温です。
湯温が高すぎると焦げ臭さ、雑味成分が強くなり、低すぎると風味、クレマがでなくなります。
抽出量
25ml〜30ml。
エスプレッソは豆の油分と水分が乳化して抽出されたもの。
乳化とは水と油がまじりあい一体化した状態をいいます。
エスプレッソを抽出していると茶色から白っぽく色が変わっていきます。
色が変わった瞬間が乳化が終わり水が多く抽出され始めたサインです。
この段階で抽出を終えたエスプレッソが一番美味しい状態です。
抽出時間
約20秒〜30秒。
上記エスプレッソが適正に乳化するための時間です。
抽出時間が早いと白っぽく層の薄いクレマに、抽出時間が長いと濃い茶色いクレマになります。
美味しいエスプレッソを抽出するには
気圧、湯温はエスプレッソマシンが担う部分なので、抽出量、抽出時間を調整します。
タンピングの強弱、豆の挽きの細かさ、豆の分量などで調整していきましょう。
写真のエスプレッソはウニール阪急うめだ本店10Fスーク店。